同じ動きをすることで自分の型をつくり、勝負する~体が勝手に動くまで続ける~

こんにちは、ひろくにです。

もし、達成した目標があるのならタイトル通りのことをすることが唯一の近道であり、方法であるのかなと思います。
「石の上にも三年」のことわざ通り、難しいことをコツコツと続けている人は、やらない人よりも目標を達成できますし、一度型ができてしまえば人に惑わされることもないです。
もうそこまでいってしまえば、達人の域ですが…。

 

型を大事にしている人といえば、ご存じの方も多い野球を引退したイチロー選手が有名です。
打席に入る前に、必ず同じ動きをしていることが素人目にも明らかに分かりますが、私も型を
作るまでに実践し、自然に体が動くまでやり続けています。

 

①同じ動きをすることで、打つことに集中できる
②同じ動きをすることで、自分の状態を把握できる
③同じ動きをすることで、質の良いパフォーマンスを発揮できる

 

①同じ動きをすることで、打席に集中できる

打者にとっての仕事は、ピッチャーが投げてくるボールを打つことではありますがプロの領域になりますと、究極の駆け引きが繰り広げられます。
ピッチャーとキャッチャーはバッターを惑わすために、様々な球種を駆使したり、配球
を変えたりします。
心が惑わされ、打席に集中できなければ勝負にならないので、同じ動きをすることで心をリセットし、相手に立ち向かうことができます。

 

②同じ動きをすることで、自分の状態を把握できる

打撃に入るたびに同じ動きをすることで、自分の感覚を客観的に把握をすることが可能となり
調子を見極めることに繋がります。
極端な例となりますが、毎日歯磨きをしているとき味がおかしいなということがあったときに、
味覚に障害が後で分かったということがこの感覚に近いと思います。
これは、同じ歯磨き粉を毎回使うことで味の違いを敏感に感じ取ることができるためです。

 

③同じ動きをすることで、質の良いパフォーマンスを発揮できる

①の状態で、打つことに集中することが可能となり、②の状態で自分を把握することで質の高いパフォーマンスを発揮することが可能となり、結果を出すことに繋げることができます。
打撃の調子が自分の感覚で把握ができると、今日はヒットを打つことが難しいなと感じるのであれば、四球狙いでいきますし、調子が良いのであれば固め打ちを狙いにいくことができることで打率を上げることができるからです。
しかし、イチロー選手の場合は調子が悪いときでもヒットを打つ感覚が鈍るので四球狙いをせず、調子を見極めるために、積極的に打つことにこだわっていたようですが。

 

あくまで今回例に挙げたイチロー選手は超一流なアスリートであり、いきなり”自分の型を極めろ”というのは無理な話なので毎日少しずつでもいいので、自分が集中できる環境づくりをしてみてください。

特に働いている人で、パフォーマンスを上げたいと思っている人は朝起きて、同じ場所を30分散歩する習慣を最低1ヶ月以上続けると少しずつですが、集中力が高まり、パフォーマンスにも良い影響を与えてくれるでしょう。